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昇華転写印刷とは?

こんにちは。川崎です。

本日は名入れシリーズ第四弾 ”パッド印刷” を解説していきます!

昇華転写とは、デザインを転写シートに昇華インクを使用して印刷をします。

その後、その転写シートを商品と貼り合わせて高温で加熱することにより

商品にインクを染み込ませる印刷方法です。

色の指定については

インクジェットプリンターで転写シートへ印刷するため

特色の対応ができず、CMYKでの印刷に限ります。


次に熱転写との違いについて触れていきます。

熱転写はシートごと商品に付着させるため、商品の素材感を失ってしまうのですが

前述した通り、消化転写は一度シートに印刷したインクを商品に貼り合わせてインクを付着させるため、商品の素材感は失われません。


最後に昇華転写のメリット、デメリットについて触れていきます。


メリット1_色の発色が良い

デジタルデータや画像データをそのまま印刷することができるため

グラデーションや細かい文字やデザインの対応が可能です。


メリット2_インクがひび割れない

熱転写と違い商品本体に直接インクが浸透するため色落ちやひび割れの心配がほとんどありません。繰り返して選択をしてもしばらくはインクの色落ちは心配ございません。

デメリット1_ポリエステルのみの対応

綿や絹、ナイロンなどの素材には十分にインクが定着しないため

ポリエステル100%生地のみしか対応ができません。

デメリット_アイロンがけができない

昇華転写された服(部分)にアイロンをかけてしまうと再度インクが気化してしまうため

色が落ちたり、他の服に色が移ってしまったりします。


次回はインクジェット印刷を紹介いたします。お楽しみに!

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