パッド印刷とは?
こんにちは。川崎です。
本日は名入れシリーズ第二弾 ”パッド印刷” を解説していきます!
パッド印刷とは凹版を使用し、版上のインキと弾力性のあるシリコンパッドに写し取り
商品にスタンプの要領で押し付ける方法です。
シリコンは弾力性があるため、平面のみではなく多少の曲面や凹凸のある商品にも印刷することができるのが特徴です。
パッド印刷にもメリット・デメリットがありますのでご紹介させていただきます。
メリット1_シルク印刷と比べて安価
シルク印刷は版材を使った印刷方法に対してパッド印刷はインクをシリコンパッドに転写して、商品にスタンプのように押し付けるだけのシンプルな方法で印刷を行うため
安価に印刷することが可能です。
メリット2_曲面や凹凸面への印刷が可能
前談で触れたように、弾力性のあるシリコンを使用して印刷を行うため
多少の凹凸部分にもインクを接着させることができます。
デメリット1‗広範囲への印刷が対応できない
パッド(シリコン)のサイズが限られているため広範囲の印刷は対応が難しくなります。
デメリット2_2色以上の名入れはおススメできない
スタンプと同じ要領ですので、一度の転写に対して1色が基本となります。
そのため、仮に2色以上で印刷を行う場合、2回以上の転写をする必要が出てくるため
色ズレが起こる可能性があります。
こんな時におススメ!
凹凸の部分にまたがって印刷をしたい。
印刷費をできるだけ抑えたい、尚且つ印刷範囲が小さい。
次回は”熱転写印刷”を紹介いたします。お楽しみに!